アメリカのタコス
タコスと聞いてイメージするのは、黄色くて硬いパリパリした皮に包まれたアメリカ式のタコスだと思います。
タコシェル(油で揚げたトルティージャ)にチリミート等を挟んだハードタコス
コーントルティーヤ(とうもろこしのトルティーヤ)を油で揚げた皮にチリミートを挟んで食べるのが代表的なアメリカのタコスですが、もちろん他にもフラワートルティーヤ(小麦粉のトルティーヤ)を使ったタコス(ソフトタコス)などもあり、中身についてもシーフードを使ったりとたくさんのバリエーションがあります。
アメリカのソフトタコス
そもそもアメリカのタコスは、一般的にはTex-Mexと呼ばれるメキシコ風アメリカ料理で一般的に提供されていますが、メキシコには存在していないタコスです。ナチョスやチリコンカンなどもTex-Mexであり、メキシコには存在しない料理ですね。
しかし、独自の進化を遂げたアメリカのタコスは、香辛料を使わないメキシコのタコスとはまた違ったタコスの文化を作り上げ、とても親しみやすく美味しいものになりました。
先ずは、アメリカのタコスの基本とも言えるチリミートやチーズソースのレシピと共にそれらを使ったアメリカのタコスの作り方を紹介していきたいと思います。